●開催日 2006/08/20 ●イベント ぶちすげぇコミックバトル45 ●会場 CONVEX岡山 |
AM6:00ジャスト、愛車WAGON Rダブルアール(別名AGON R)のエンジン起動、各部問題なし。播但線は寺前駅を目指すべく運転を開始する。今日は近場でイベントが開催されていないので、関西在住なら殆どのサークルさんが今日だと普通夏コミで手に入れた戦利品を観たり触ったり頬ずりしたりして自宅でインドアライフを楽しんでいるのであろうが、普通でない「あんち」は何を血迷ったのか岡山を目指す事にした。
今日は相方の藤沢氏が昼過ぎから仕事の為、みかん1人で岡山で開催される「ぶちすげぇ」に飛び入り参加する事となった。しかしあんちメンバーは1人だがなんと今日は関西の創作系同人サークル「NeoHappy」の伊吹彩さん(以下伊吹っち)と中部地方の創作&key系同人サークル「廊下航空」の廊下窓さん(以下廊下さん)と合同飛び入り参加する事になっている。心強い事この上ない。
今回はいつもとかなり違う点が2つ。1つは一部区間に快速の類が走っていない事。今日は伊吹っち用ルート「京都駅〜姫路駅(快速)」〜「姫路駅〜岡山駅(新幹線)」で攻める事にする。費用を最小限に食い止める為京都駅〜姫路駅は新幹線を避け、乗車券費用のみに絞る。姫路駅〜岡山駅(新幹線)の場合新幹線特急料金が自由席で1680円かかるがたったの20分程で着いてしまう。かなり痛手ではあるが姫路駅〜岡山駅を普通電車で1時間20分かけて行くのも辛いので大人しく利用する事にする。
もう1つは未知の世界だという事。オンリーイベントか書店委託が主流になりつつある昨今、オールジャンルに参加しようとする知り合いのサークル(特に男性サークル)さんが激減している(?)為情報が全くないのだ。これまでの経験則からなんとなく個人主催の様な50〜60サークル程度のこじんまりしたイベントが予想される。しかし岡山地方で開催している企業主催のイベントも知りうる限りではライブのみ、今回のぶちすげぇコミックバトルにしても「広島」「鳥取」「兵庫」からの一般・サークルが集まる一大巨大イベントなのではないか?藤沢氏に話せば0.1秒で『それはないやろ』といった答えが返って来るだろうが、出来れば後者であって欲しいと思いつつ最寄り駅まで車を走らせた。
ところでこの「ぶちすげぇコミックバトル」、タイトルがいかにも怪しい(と思うのは、私だけ?)。そもそも「ぶちすげぇ」とはどういう意味なのか?コミックはいいとして「バトル」とは一体何を意味するのか?最近では婦女子比率が高くなっている同人誌即売会、大手ヤオイ本をめぐって一般・サークル参加者入り乱れての血で血を拭うバトルロイヤルが始まるとでもいうのだろうか?調べた所によると「ぶち」とは岡山近辺の方言で凄いといった意味らしい。ごっつ(めっさ)凄い、そう、近隣界隈の同人誌即売会をも凌駕する、泣く子もギンギンになるとてつもなく凄いイベントなのだろう。
廊下さんはイベント会場最寄の中庄駅で待っているとの事なので姫路駅で伊吹っちと落ち合う。遠出の時は決まってカートを引いて現れるが、予想通り今日もカートをゴロゴロ引いての登場だ。本人曰くカートの中身(在庫)は夏コミ帰りから何ら変わっていないとのこと。気分はコミケ4日目らしい。
新幹線のきっぷを2人で購入した後発車時刻まで時間があったので、夏コミで完売して在庫が無くなっていたあんちのコピー本をコピーしにコンビニに向かう。しかしコピー機が古かったからか、トーンのグラデーションが潰れて印刷された為即断念しイベント会場付近のコンビニでコピーする事にした。
新幹線に乗り込むと20分という短い時間を優雅に過ごそうとコンビニで買った菓子パンとコーヒーを取り出し遅い朝食を始めたみかんに伊吹っちが今回飛び入り参加の件で主催者様から届いたメールに関して熱く語り始めた。
伊吹っち 『いやねぇー、岡本ひろしさんって人からメール来てたんですよ。主催さんですかね?この
メールなんですけど参加費に関して「今回は2000円でいいですよ♪」みたいに書いてある
んですよ。でも(イベントの)HP見たら普通でも参加費2000円って書いてあるんですよね。
おいおい「2000円でいいですよ♪」言われたら安なってる思うのに変わってへんし!どない
なっとんねん岡本!ボボボボボボー!』
相変わらず朝からテンションが高い伊吹っち。とても前日カラオケ歌い倒して体力が消耗している様には見えなかった。とはいえあんちの2人を含めあんちの知り合いサークルさん方の体の半分は冗談で出来ている為別に本気で怒っている訳ではない。今のにしても同人サークル「こっこONE番屋」の歌姫先生のノリを真似て怒っているフリをしているだけなのだ。
みかん 『飛び入り割増料金などは頂きません。事前申し込みのサークル同様の参加費ですから
安心して下さいね、って意味やなー』
伊吹っち 『それだけやったらいいんですけど、岡本さんもっと凄いのがね「一般入場でしたら何も用意
したりしなくても手ぶらで会場に来て頂くだけでOKですよ♪」みたいな感じで書いてあるん
すよ。おいおい俺はサークルで飛び入り参加したい言うてんねんぞ?何年サークルやって
た思ってんねん。それぐらい分かっとるわ!ふざけとんのか岡本!ボボボボボボー!』
ちなみに伊吹っち、「岡本さん岡本さん」連呼しているが10年来の知り合いという訳ではなく面識すらない。とはいえあんちの2人を含めあんちの知り合いサークルさん方の体の半分は冗談で出来ている為別に本気で馴れ馴れしく岡本さんと連呼している訳ではない。今のにしても…(以下略)
伊吹っち 『そんなメール見て間違えてサークルやのに手ぶらで来たらどないしてくれんねん!』
みかん 『そうそう、手ぶらで会場着いてスタッフさん捕まえて「あれ?メールに手ぶらでいいって書い
てあったから手ぶらで来たんですけどー、俺どうやって本売ったらいいんですか?」って言
うとか。ほんでなんでか廊下さんとこにそのメール届いてて今日手ぶらで来たりして』
伊吹っち 『あははは!』
瞬く間に岡山に到着、新幹線からすぐ在来線に乗り換え中庄駅に向かう。イベント会場に近付いてくるとどう見ても旅行客ではないであろうといった雰囲気の方々が伊吹っちのようにカートを引いている姿を見受けるものだが不思議とこの電車の中にはそういった雰囲気を醸し出してる方が見当たらない。伊吹っちにそう伝えると「あの人達サークル参加者ですよ。コンベックス岡山に向かってるんですよ」と小声で言ってきた。大きな旅行鞄を2つ床に置き座席に座っている明らかに旅行中であろう初老の夫婦らしき2人を見つめて。
みかん 『あはは!デカい鞄に本入っててもう1つの鞄はコスプレ衣装が入ってんねん。2人共レイヤ
ーな』
伊吹っち 『えー!』
そんなやり取りをしている内に中庄駅に到着、久々に廊下さんに出会うやいなや第一声。
伊吹っち・みかん 『手ぶらやし!』
とは言っても伊吹っちの所に届いたメールが廊下さんの所に行っていた訳ではなく、最初から今日は一般参加と決めて来ていたそうだ。
ここでもすぐにバスに乗り換える事になっていたが余裕で会場に1時間前に着く計算になっていたので、駅前ローソンでコピー本のコピーをとろうと思ったが、駅前近辺を見る限り若干都会じみていたので会場に着いてから付近のコンビニでコピーしても十分だろうと思いそうする事にした。
バスに乗ったはいいが、早くも不安にかられる。バス内も異常に込んでるふうはなく、旅客も10代後半から20代前半ぐらいの女性が目立ったからだ。
みかん 『なんかヤバイ予感すんねんけど…。これってどうなん?』
数年前に参加した地方のオールジャンルイベントの悪夢がよみがえり不安になる。
伊吹っち 『大丈夫ちゃいます?ComiConじばしんよりはマシですよ多分。それどころか岡本さんが俺
らの為にね、入り口あたりに垂れ幕ぶら下げてくれてますよ。「ようこそ、伊吹様!」』
みかん 『ありえんやろ!でもそれいいなぁ。「京都からはるばるお越し下さいました!ぶちすげぇイベ
ントへようこそ伊吹様!」』
伊吹っち 『いや、京都から来てるって岡本さん知りませんから』
伊吹っちが何の根拠も無しに言っているのは百も承知なのだが、得てしてマイナス思考になりがちなみかんにとって果てしなくプラス思考の伊吹っちの発想は安心感を与えてくれるのだった。
ふと右に目をやると円形の競技場のような建物が目に飛び込んできた。
廊下さん 『この辺にドームがあるんですよ』
伊吹っち 『あれですか?』
伊吹っちが先程みかんが目にした建物を見て言う。
みかん 『どんなドームやねん!天井あらへんし!あそこが会場やったら雨天中止の即売会になるで』
伊吹っち 『いやいや、あの中に小さいドームがいっぱいあるんですよ。ジャンル分けもできる』
みかん 『そうなん?!』
そんなやり取りをしている間にも何事もなくバスは長い坂道を登っていく。駅から離れていくごとに徐々にではあるが人影や車の数が減ってきているように見えたので廊下さん達にそう告げる。明らかに工場地帯の奥に進んでいっているようだった。嫌な予感が現実味を帯びてきた。
そしてとうとう会場前バス停に到着!予想的中、付近にはコンビニどころか何もない。
みかん 『コンビニどころの話ちゃうし。何もないがな!ぶちすげぇ!』
なるほど、ぶちすげぇの名は伊達ではなかっといったところか。結局コピー本は出せなくなった為毎度の3種のオフセのみでの参加となった。会場のエントランスを3人してくぐるといきなり伊吹っちが吠えた。
伊吹っち 『おあああああっ!!!祝ってくれてますよ!!!あれあれ!!!』
廊下さん・みかん 『え?あはははははっ!!!』

(↑伊吹っち)
エントランスの奥に目をやると信じられない光景が広がっていた。なんと伊吹彩こと伊吹っちの飛び入り参加を祝ってくれているがごとく、奥にめちゃくちゃ大きな文字で「彩」と掲げてあったのだった。
みかん 『伊吹っちめっさ歓迎されてんで!!ぶちすげぇ!』
あまりの嬉しさに記念写真。パシャ
スタッフさんに飛び入り参加の旨伝えると総合本部に行って手続きをして下さいとのこと。総合本部のスタッフさんに伊吹っちが用意していた申し込み用紙をお渡しし、参加費をお支払いする。もしかすると1スペースで参加するかもしれなかったのでサークル名欄を空けていたが、結局1サークルで2SP取る形にした。
伊吹っち 『サークル名は「Neoあんち航空」っと…』
既に考えてあったサークル名を記入する伊吹っち。開業半年で会社更生法を申請してしまいそうな、胡散臭い航空会社のような名前だった。
事故スペースは余裕を持って配置してらしたらしく、空いている所なら好きな所で構わないとのことで選ばせてもらう事になった。

空いているのは青い部分と赤い部分の14スペースで、話によるとステージと書いてある所でぶちすげぇ特有の催しがありその時間になるとステージの正面や周りに人が集まるらしい。
みかん 『コミケは島やったからここはお誕生日といこうか!』
反対がなかったのでノリで変な場所にしてしまったが、飛び入りでパンフにサークルカットも無い為配置的に目立ちそうなとこにしたかったのが真意だった。
しかしこの選択が大きな過ちだった事に気付くのは今から3時間後の事だった。
現在9:45。3人でサークルの設営に取り掛かる。今日は伊吹っちのサークルで普段使っている桜色のテーブルクロスを貸してもらうことになった。華の無いあんちスペースが色鮮やかになる。設営しながら変な違和感を覚える。何かおかしい。夏真っ盛りとはいえあまりにも汗が吹き出てくるのだ。周りを見渡すとかなりの人達がうちわなどであおぎ各々涼んでいる。いや、やっぱりおかしい。そうこの会場エアコンが全く動いていないのだ。この異常な暑さの中3時まで即売会なんて過酷過ぎる。
みかん 『ぶちすげぇ…』
あまりのぶち暑さに意識が朦朧としだした10:00頃会場内のあちこちに設置されているエアコンが動き始めた。どうやらホールの決め事なのか、10:00までは空調が使えないらしい。死ぬかと思った。なるほど、ぶちすげぇの名は伊達ではなかっといったところか。ぶちすげぇ、侮りがたし。
現在10:30。一般入場が始まった。いきなりNeoあんち航空の近くに長蛇の列が出来る。もちろん毎度の一般参加レイヤーさんがコスプレ受付に並んで出来た列だ。
伊吹っち 『一昔前の活気があった頃の(京都)勧業館ぐらいありますねー』
総サークル数184、Neoあんち航空を入れて185、確かにそんなところだった。しかしこのイベントどうやらただものではないようで、Neoあんち航空の真右にあるステージの上に本格的な巨大スピーカーが2つも乗っている。おそらくあそこで「ぶちすげぇ」と言わしめる奇想天外な催しがあるのだろう。3人共気になって仕方ないといった感じだ。
みかん 『ありがとうございましたー!え、スケブですか?鉛筆描きで宜しければ構いませんよ、澪
ですね♪ …ってあれ、売れてんで?』
伊吹っち・廊下さん 『おお、おめでとう!』
一般参加者様 『すいません、これ全部下さい』
伊吹っち 『あ、はい、ありがとうございます!全部で1100円です』
廊下さん・みかん 『おおお、おめでとうーっ!』
伊吹っち 『ぶちすげぇーっ!コミケと変わらないぐらい売れてますよ』
創作サークルNeoHappyは今日も絶好調のようだ。暫くするとお手洗いか何かなのか伊吹っちが席を立つ。程なくして戻ってきた彼の手には企業で買ったと思しきスケッチブックが1冊。
伊吹っち 『300円のもあったんですけどね、400円の良い方買っちゃいましたー♪』
懐がピンチになると主食が豆腐になったりするなど質素な行動をとっているのに、どうでもいいところで高級思考のようだった…。
ぶちすげぇ謎の催しまではまだまだ時間があったので、3人で明治製菓のマカダミアナッツとロッテクリスプアーモンドチョコレートを食べながらまったりしていた。みかんが依頼して頂いたスケブの澪や観鈴を描いていると横で伊吹っちが高級スケブに何やら描いている。

せっかくの高級スケブの初描きは明治マカダミアナッツだった。何故か体まで付いている。
伊吹っち 『店長(藤沢)にマカダミアの写真添付して送ろーっと』
スケブをあまりに久しぶりに描いた為異常に時間がかかってしまった。しかも澪だったものだからやっぱり似ていない。やっと終わったとばかりに横を見ると

増え続けていた…。
廊下さんと2人して大爆笑。特に左上をロケットのごとく飛んでいるマカダミアナッツがツボだった。
皆で笑いまくっていると一般参加者様に予想もつかない言葉をかけられる。
一般参加者様 『あの、以前あんちくりぃぱぁだったサークルさんでしょうか?』
え?!今もバリバリあんちくりぃぱぁですが?!最近まで参加自粛していたとはいえ、あまりに話がおかしいので聞き違いかと思いもう一度言って頂く。
一般参加者様 『あの、以前福山のライブに出ていたあんちくりぃぱぁさんでしょうか?』
聞き違いも甚だしかった…。
以前、今日持って行っていたオフセを2冊も購入して頂いていたらしく、福山で以前描かせて頂いたスケブまで見せて下さいました。うわ、恥ずかしい!…と思いきや、今と大して変わっていなかった。そして見本誌として1冊だけ置いてあった夏コミ新刊と2冊お求め頂きました。ありがとうございます!話によると今では閑散としているあんちのHPを今もよくご覧になって下さっているとの事。あまりにも閑散としているので更新を怠っていたが少ないとはいえご覧の方がいらっしゃるのならちょくちょく手を加えないとと反省したみかんだった。また小説を中心にあんちくりぃぱぁは勉強になるとまでおっしゃられ、初めて頂いたそんな言葉に気の利いたお礼の言葉も浮かばなかった。その方から観鈴のスケブの依頼を受けまたスケブを描き始める。

描き上がったスケブをじっくり見る。あまりの上達のなさに落胆してしまった…。
内心沈みながら右を向くと伊吹っちの向こうでどうやら廊下さんも自分のスケブに絵を描いるようだったのでのぞいてみた。

伊吹っち・みかん 『キモっ!!』
Neoあんち航空のマカダミアナッツブームはまだ続いているようだった…。芸術肌の廊下さんだけあって、ただのマカダミアナッツが無駄に光沢のある鬼太郎のおやじのようになっていた。肌の質感が異常なまでに表現されていて上手すぎるぐらい上手いのだがそれに比例するようにして相当にキモかった。
現在12:50。13:00からステージで始まる謎の催しを観戦(?)しようとステージ前に人だかりができる。…が、想像以上に観客が集まってきてNeoあんち航空の前は人垣で塞がってしまった。素直にスタッフさんの注意を聞いて青色のスペースにすれば良かったか?!と考えてしまった。あれこれ考えているうちにとうとう未知なる催し、ぶちすげぇコミックバトル名物(?)、「コスプレバトル」が始まった。
さぁ、一体何が始まるのか。固唾を飲んで見守る3人。
両掌を勢いよく合わせてから地面に掌を置き、触れたものを変形させ相手を攻撃するのか?!
手元にカードを配置してカードから出てくるモンスター同士を戦わせるのか?!
相手に自分の死を自覚させ、12日間で魂の進むべき道を決めさせるのか?!
腕に寄生した未知なる生き物が自分の思考で変形・伸縮し敵を切り刻んでくれるのか?!
釘バットのような武器で攻撃し、倒れた相手に「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜」と謎の呪文をかけてやるのか?!
考えれば考えるほど分からなくなってくる。
まず曲に合わせてグループで3〜8人ぐらいのコスプレイヤーさん達がステージに上がってきた!
で…踊りだしたぁ〜!
みかん 『おいおい、踊ってんで!すげーな!振付師誰?!』
伊吹っち 『すげー!俺ドラムやりまーす!ツクツーツクツーツクツーツクツー!』
ついでにDJの真似まで始まった。岡山に来ても伊吹っちはノリノリだった…。
伊吹っち 『痛てーっ!うおおおおおっ!ケツつった!』
ステージ上に負けず劣らずNeoあんち航空のスペース内は騒がしかった…。
芝居仕立てでセリフを発するチームもあり初めて観る催しに目を奪われていると、
一般参加者様 『すみません、これ下さい♪』
の声。
伊吹っちもみかんの方もこれだけステージに近いスペースにも関わらず立たなければステージが見えない程の人だかりというのに、何故かあんちもNeoHappy共に本を買って頂く事ができた。ぶちすげぇ…。
最後が今流行りのハルヒ関連コスもののドラマ仕立て演劇とダンスで終了。最後はこれらのチームで良かったと思うトコに投票するといったものだった。せっかくだから投票してみようとみかんが投票用紙を3人分もらいにいく。いざ書こうと用紙を見ると
【 番目】
【チーム名: 】
【このチームを選ばれた理由 】
といった感じになっているのだが、どこが何番目で何というチーム名だったかなど3人共さっぱりわからなかった。参考にしようと廊下さんを覗いてみる。
【 最後 番目】
【チーム名: ハルヒ 】
【このチームを選ばれた理由 】
何だか適当に書いているようだった。ちなみにチーム名は英語だったと思うのでハルヒなんてチーム名ではなかったのは確かだ。取りあえず廊下さんのを参考に書いてみた。ちなみに実際最後のハルヒものは台詞に素人臭さがなく非常に上手かった。多分素人でなく何かやってる人だろうと感じた。
【 最後 番目】
【チーム名: ハルヒのん 】
【このチームを選ばれた理由 】
伊吹っち・廊下さん 『のんって…』
こんどは伊吹っちのを覗いてみる。
【 1 番目】
【チーム名: 】
【このチームを選ばれた理由 1番手だったにも関わらずプレッシャーに負けず演じておられ素晴らしかったです!】
【 真ん中らへん 番目】
【チーム名: ドラえもんのん 】
【このチームを選ばれた理由 】
熱い漢・伊吹っち、感想も熱かった。しっかり第2候補まで書いている。もちろんコスにドラえもんが混ざってはいたが「ドラえもんのん」なんてチーム名ではなかったのは確かだ。Neoあんち航空の3人の投票は全て無効票になるような気がした。
結果発表を聞いていると、全7チーム中1位はどうやらNeoあんち航空で言うところのチーム「ハルヒのん」だった。2位と1票差だったらしいので、どうやらNeoあんち航空が今日ここに来ていなければ「ハルヒのん」の優勝はなかったようだ。無効票でなかったなら…。
帰りのバスが込み合うのを避けて帰ろうと終了30分前に帰り支度をした。伊吹っちが岡本さんを探して是非お礼を言いたいとのことだったので3人で岡本さんを探す。スタッフの方に聞くとどうやらコスプレバトルなど、あらゆる司会をなさっていた方のようだった。速やかに探し出し、飛び入り参加させて頂いた事やぶちすげぇはほんとにぶち凄くてコミケを含め今まで見てきたイベントの中で1番驚いたイベントだった旨を伝えた。
最後に記念写真を撮ってぶちすげぇコミックバトルを後にした。

(↑廊下さん) (↑伊吹っち)
この後3人で岡山駅まで行き廊下さんに案内して頂き遅い昼食(カレー)をとる。岡山駅前は廊下さんの庭みたいなものらしいので、昼食後はヲタらしくアニメイトとメロンブックスに向かう。みかんと伊吹っちは建物の2階にあるメロンでplanetarian、廊下さんはメロンでフルカラーの同人誌数冊購入した。帰ろうと1階のアニメイトに下りると伊吹っちが消えていた。廊下さんとメロンに戻ってみるがやはりいない。もう1度アニメイトに戻ると外から伊吹っちがガチャガチャの玉を持って嬉しそうに入ってきた。
伊吹っち 『2回目でびんちょうたんゲット〜♪』
行きと同じバスに乗り岡山駅まで戻り廊下さんを2人でお見送り。帰りはまたしても新幹線で姫路まで行き京都方面最終列車の時間までカラオケし、その後それぞれ岐路に着いた。
そしてあんちの1人は兵庫の山奥へ帰って行く。約2時間かけて…。 |
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