血糖コントロールの指標
血糖コントロールの指標はHbA1cで調べます
HbA1c(ヘモグロビン エイ ワン シー)とは、赤血球に含まれる、ヘモグロビンが糖化した物です。
糖化とは、タンパク質に糖が結合し安定になった状態のことです。例えば、生クリームに砂糖を加え
熱すると茶色いキャラメルが出来る状態のことです。血液の中に糖が増えるとヘモグロビンなど
いろいろな物が糖化されなす。糖化により血管内皮も傷害され、網膜症、腎症、神経症などの
合併症を引き起こします。キャラメルは食べると美味しいですが、体の中の糖化は困った物です。
まずは、HbA1cを7%までに押さえましょう。
HbA1cは過去1〜2ヶ月の平均血糖を示します。
血糖正常化を目指す時には、HbA1cを6.0%未満にしましょう
ただし、SU剤やインスリンを使用している人は、低血糖を起こさないために、
HbA1cを6.5%未満にしないようにしましょう。
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