▷ トップページ ▷ 雲頂山日記索引 ▷ 雲頂山日記 2011年5月~8月
生野町の奥座敷、史跡・生野銀山から車で約30分、
静かな山郷にたたずむ湯宿の大将の四方山話を少し。
生野渓谷黒川温泉、山の料理、季節の風景などをご紹介します。
のんびりした時間や空気が届いたら、ええなあ。
ソメイヨシノ(染井吉野)も垂れ桜も満開です。
写真は4月30日に撮ったものです。前夜から強風が吹き荒れて絶好の花見日和とはいえませんが、黒川でひと月遅れの桜を愛でてください。ソメイヨシノも垂れ桜もやまびこ山荘の前の黒川自然公園センターの周りで楽しめます。
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今年のゴールデンウイークはいかがでしたか? 黄砂には悩まされましたが、黒川もまずまずの好天が続いて、新緑がとってもすがすがしく感じる日々でした。
山荘の前の田圃では田植えの準備が着々と進んで、今日は代掻きをされていました。
トラクターを操っているのは、山荘で食べていただいているお米をつくってもらっている、米つくり名人のおじさんです。
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春たけなわの黒川に咲く山野草を2点紹介します。どちらも山荘の近くの土手に咲いていました。
いかり草(碇草、錨草) メギ科の落葉多年草で、薄紫の4枚の花弁が錨のような形 の花を咲かせます。全草は淫羊霍(いんようかく)という 生薬で精力剤として有名。 |
えんれい草(延齢草/別名:ヤマミツバ) 根茎は中国では延齢草根と呼ばれ、古くから胃腸薬や催吐剤などの薬草とされています。 |
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今日は朝から木の芽(山椒の若葉)摘みです。大変な作業のため大勢の人手が必要で、兄弟たちが手伝いに帰ってくれて摘んでいます。
山椒摘みは、葉が小さすぎるとかさがなく、大きすぎると粗くぱさぱさしてしまうので摘むタイミングがむずかしいものです。とげのある木もあるので大変な仕事です。
炊きあげた山椒を熱い御飯にのせてたべたらとても美味しいです。
山椒の木 (拡大画像は朝倉山椒の葉です。小さな花が咲いてます。) |
棘で引っかき傷をつけないように…… |
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火曜日、大雨の中を山菜採りに行って、わらび、ぜんまい、だんじを採ってきました。
帰るとすぐに仕分けと皮むきです。美味しく保存するために、新鮮な内に下処理をしなければなりません。
山菜は採るのは簡単な仕事ですけど後の仕事が大変です。でも、お客様に美味しく賞味していただけたときには苦労も吹っ飛びます(^-^)v
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先の冬、猪に掘り返されて全滅か とあきらめていたクマガイソウが咲きました。
掘られた場所はだめでしたが、掘られていない所で20本ほど咲いています。今が見ごろです。
クマガイソウは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類(兵庫県下)に指定されています。
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橋のたもとのクルミの木に赤い花が咲いています。
日本に自生している胡桃の大半はオニグルミという種類だそうです。オニグルミの雌花は2つに分かれた雌しべの先が鮮やかな紅色をしているので、このクルミの木はオニグルミのようです。
雄花は房状で20cmほどになり、小さな花がたくさんつきます。
オニグルミの殻(核)はとても硬くて、実(仁)が取り出しにくいです。
オニグルミの木。高さは20メートルくらいになるそうです。 | 鮮やかな紅色の雌しべをもつ雌花。ちょっとボケてしまったので別の写真を合成しました。 |
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モリアオガエルの卵塊(2010/6/16撮影) |
今年の入梅は昨年よりも早くて、雨が降るとちょっと肌寒いくらいですが、昨日今日と梅雨の中休みのような日和が続いてます。
この頃になると、山荘の前の田圃では、日暮になると蛙の大合唱が始ります。そして、そろそろモリアオガエルの産卵の季節で、水辺の木の枝に泡状の卵塊が見られるようになります。(モリアオガエルの「夜間産卵観察会」が6月11日(土)に黒川のオオサンショウウオ研究施設「日本ハンザキ研究所」で行われます。詳しくは日本ハンザキ研究所のホームページを御覧ください。)
また、下旬になるとホタルの乱舞が始ります。今年もゲンジボタルやヒメボタルの乱舞を見られることを楽しみに、梅雨の季節を過ごしています。
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ゲンジボタルの飛翔(撮影:藤本浩一氏-2010/6/30) |
黒川の蛍が、やっと飛び始めたようです。
昨夜、山荘から7キロほど下でぱらぱら飛んでいました。
今年は、例年より遅かった昨年より更に遅いようですが、この2、3日は暑い日が続いたので、いっきに飛翔が始るのでは、と期待してます。
お知らせ
ご宿泊のお客様を、お食事のあと蛍狩りにご案内いたします。お気軽にお申し付けください。
なお、誠に勝手ではございますが、お食事、ご宿泊はご予約の上お越しいただきますようお願いいたします。(ご予約用電話番号:079-679-2908)
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ゲンジボタルの飛翔(撮影:藤本浩一氏-2009/6/26) |
昨日はあつい雲におおわれて、降ったり止んだりのお天気で、蒸し暑い一日でした。
その雨雲も夕方には去りはじめて、魚が滝の上からハンザキ研究所の下あたりまで、ホタルがたくさん飛んでいました。
乱舞というにはいまひとつの感じでしたが、週末はちょっと期待できそう・・・
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ご宿泊のお客様を、お食事のあと蛍狩りにご案内いたします。お気軽にお申し付けください。
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今日は朝から夏の日差しに照らされて、午後には雷鳴と雨。梅雨の終りのようなお天気でした。
蛍もたくさん飛んで求愛の真っ只中って感じです。
毎年蛍の写真をいただいてる藤本さんから、今年も素敵な写真をいただきましたので紹介します。
場所は魚ヶ滝で、28日に撮られたものです。
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ご宿泊のお客様をお食事のあと蛍狩りにご案内いたします。お気軽にお申し付けください。
なお、誠に勝手ではございますが、お食事、ご宿泊はご予約の上お越しいただきますようお願いいたします。(ご予約用電話番号:079-679-2908)
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今朝、散歩をしててヒメハナバチの巣を見つけました。近くの日吉神社の境内の地面に、たくさんありました。小さく盛り上がった土の中央付近が巣の出入り口です。
黒川本村の北隣、朝来市山東町の楽音寺はウツギノヒメハナバチの営巣地として有名で、県の天然記念物に指定されています。国内には80種類ものヒメハナバチがいるそうですが、日吉神社のヒメハナバチも楽音寺のものと同じウツギノヒメハナバチだと思っています。
ウツギノヒメハナバチは、アジサイ科の落葉低木で卯の花(ウノハナ)とも呼ばれるウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)の花粉だけを餌にするそうです。
お知らせ
黒川渓谷は今が蛍のシーズンです。ご宿泊のお客様をお食事のあと蛍狩りにご案内いたします。お気軽にお申し付けください。
なお、誠に勝手ではございますが、お食事、ご宿泊はご予約の上お越しいただきますようお願いいたします。(ご予約用電話番号:079-679-2908)
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やまびこ山荘の近くでもヒメボタルが飛び始めました。
ヒメボタルは平地ではほとんど見ることができない蛍です。また、発光している時間帯がほかのホタルより短いので、うまく観られるとラッキーかも。
黒川では、もう少しの期間見られると思います。
(写真は藤本浩一氏に提供していただいたものです。著作権は撮影者が保有しています。)
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ヒメボタルは発光の間隔が短いので、飛んでいるところ を撮影しても点にしか写りません。 |
ゲンジボタルの飛翔。 |
お知らせ
黒川渓谷は今が蛍のシーズンです。ご宿泊のお客様をお食事のあと蛍狩りにご案内いたします。お気軽にお申し付けください。
なお、誠に勝手ではございますが、お食事、ご宿泊はご予約の上お越しいただきますようお願いいたします。
(ご予約用電話番号:079-679-2908)
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7月半ばの猛暑のあとの雨以来、比較的涼しく、梅雨時のような空模様が続いています。
涼しいのもいいですが、夏らしくスカッとした晴空にならないのもちょっと・・・
でも、山荘の前の田圃の稲は順調にすくすくと育っているようで、風に吹かれてゆれるさまは、青いさざ波のようです。
生野の町は平地とくらべて2~3度涼しいのですが、黒川はもっと涼しいところです。真夏日の暑さにうんざりしたら、黒川に来て、涼しい風に吹かれてリフレッシュしてください。 ゼッタイ オススメです。
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やまびこ山荘
〒679-3341 兵庫県朝来市生野町黒川508 電話:079 - 679 - 2908
(お食事、ご宿泊等すべて予約制です。ご予約は電話でお願いいたします。)
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